今朝のJALの1便にて、両親の故郷である山口県まで来ています。
周南市という昔の新南陽市(徳山の西隣)に祖母がまだ健在で、
2年間日本を離れるので挨拶がてらの来訪です。
この祖母も御歳84歳で、昨年は肺ガンを患ったものの、
奇跡的な回復にて何とかなりました。
まあ、高齢ですので会えるときには会っておこうとの考えでした。
この祖母の住む家は創業何百年と続く造り酒屋をしていて、
母の弟が当主として継いでいます。
最近は日本酒不人気のため、最盛期と比べ
何とも寂しく続けているようです。
と、前置きはさておき、
山口宇部空港で降り立ち、新山口駅(旧小郡駅)まで
どういう由来かさっぱり不明な『白鳥号』というバスに乗り、
新山口から在来線に乗り換えました。
この新山口駅にて丁度、あの『SLやまぐち号』と出くわし
子供へのお土産がてら写真を撮ってきました。
小学校の頃の夏休み、この祖母に切符と取ってもらい
乗車した記憶が蘇ってきました。その夏休みの自由研究の課題も
もちろんSLで、たしか昔懐かしい『銀河鉄道999』も流行っていたと思います。
新山口駅自体もレトロチックな改装を施し、やまぐち号の停車している
ホームは『りおごお』と昔の再現をしていました。
客車もかつてのブルーの物でなく、茶色い『アニーとクララベル』のようなものでした。
(機関車トーマスの客車参照)
その後山陽線に乗り、新南陽駅まで行きましたが、
いまどき珍しい窓の開く進行方向に向かって座る車両で、
思わず窓を開けて乗っていました。
後ろのお客はさぞかし迷惑だったかと思いますが。。。
この故郷へも2年振り位でしたが、原点回帰というか
以前では感じられなかった思いで触れる事ができ、
とても良かったと思います。